有志の方による障害を持つ人のための親子活動は恵那特別支援学校で平成19年の夏休みに活動場所として学校を開放していただいたことで始まりました。 親仲間の会合の時に「夏休みに母子だけですごさなくてはいけない」「子供の障害による生活の状況から母子だけで自宅以外のところへ出かけられない」など長期休暇の生活する困難さを話されたお母さんの想いがきっかけです。 その時は自立支援法が制定されて、地域暮らしの方向性が見えてきた頃で施設の解体というニュースの報道や地域の施設はいっぱいで利用できない・生活をサポートする福祉サービスはみあたらないなどの困惑するような情報ばかりでした。 わが子らの親亡きあとの生活という大きな不安はお母さん方が暗く重く共感しあうものでした。 「何をどうしたらいいのか全くわからない中でもただ悲しむだけでなく、皆さんと共に楽しみながらわが子たちが自立していける地域生活つくりの一歩を少しでも踏み出していたいね…」と思う願いが親子の余暇活動の取り組になりました。 夏休みの活動がきっかけとなって、親の思いに賛同し支援する人との出会いがあり、かたらいの里の協力を得てその年末にプールの活動が開始しました。 厳寒の雪の舞う景色の中、子供たちの笑顔がプールに花のように咲き、親・支援者の暖かいまなざしと笑顔が共にあり素晴らしくこころも身体も感動でいっぱいでした。 それからは、子供の在籍校・卒業母校の違う方々の出会いがひろがっていき、障害を持つ人の生活環境、年齢、性別、障害種などが多様でニードも多彩に増し、ラブピースの活動を継続的に支えていこうとするメンバーが結束してきて現在のような活動をしています。 活動はたくさんの協力者の参加があり成り立っており、障害当事者・家族・支援者いろいろな立場の方がお互いの思いと現状を受け止めながら理解しあい、協力しあって運営が実現してきています。 障害当事者が学校卒業後にお友達と会えるのはとても大切な機会ですし、生活環境を支えていく親たちにとっても必要な機会となっています。 出会いを大切にし、地域で共に暮らすみなさんで気持ちのつながりを築いていけたらと願っています。



